2022/09/19
お月見会
こんにちは。オリーブの中山です。
今年の十五夜はお月さまが
きれいに見られたので、
みなさんもお月見を
楽しまれたことでしょう。
オリーブの子どもたちも先日、
お月見会を行いました。
何日も前から、
お月見の本を読み、
お月さまの歌を歌って、
ずっと楽しみにしていました。
そして「まんまるお月さま」と
「お団子」という言葉が
大好きになりましたよ。
まずは、お月見製作。
夜空に見立てた紺の色画用紙に
黄色のお月さま、白いお団子、
ピンクのうさぎをのりで貼り付けて、
自分だけのお月見の作品ができあがりです。
小さな指先にのりを付けて、
お団子にぬりぬり、
ひっくり返してペタン!
お月さまは
筆を使ってのりをぬりぬり。
真剣な眼差しで頑張りましたよ。
できあがった作品を
保育室の壁に貼ると、
「あー、お団子転がっちゃったぁ」
「うさぎがね、お団子食べてるんだよ」と
うれしそうにお話してくれました。
そして、お月見会が始まりました。
ワクワクした様子で、
イスに座っているぞう組さん。
保育者の膝に座って
「何が始まるのかな?」とひよこ組さん。
「みんな、お空のお月さまを
見たことあるかな?」
という質問に、
両手を上げて大きな声で
「はーい!」とお返事。
お歌を歌って、手あそびをして、
絵本を読んでもらって、
みんなニコニコで参加してくれました。
由来のお話では、
「ススキ」「サツマイモ」
「サトイモ」「さんぽう」などの名前を
新しく覚えました。
そのあとは、
ひよこ組は丸シールでお団子を作り、
ぞう組はお花紙を丸めて、包み、
テープで貼ったお団子を作りました。
作っては三方に乗せて、
「もっと作る!」と言い、
三方に乗りきらないほどのお団子が
できあがりました。
窓に貼った大きなお月さまにお供えして、
満足そうな笑顔がいっぱいの子どもたち。
こうしてオリーブの子どもたちが、
お月見という伝統行事に親しみを感じて、
楽しんでくれたことを
とてもうれしく思います。
白い丸い紙をスポンジローラーで
黄色く塗ったら、
大好きな「まんまるお月さま」が
できたことに気付いて、
ぱっと笑顔になったこと。
空っぽの三方では
お月さまもうさぎさんも
食べられなくて大変!と、
一生懸命「お団子」を作ってあげたこと。
子どもたちの気付きや優しさに
成長を感じ胸が熱くなりました。
十五夜の後日、
「お月さまみたよ」
「お団子食べたよ」と
にこにこ笑顔で教えてくれて、
おうちでもお月見を楽しんだ
様子が伝わりました。
楽しい思い出がたくさんできた
お月見会になって、
オリーブの子どもたちも保育者たちも
みんな満足な一日になりました。
これからも毎年、
お月見を楽しんでくださいね。