2021/04/23

緑地であそぼうね

こんにちは。
オリーブの中山です。

 

 

今日はこのブログにも
よく登場している
「緑地」のお話をしましょう。

 

 

「緑地」は
オリーブからまっすぐ歩いて
１０分ほどのところにある
小さな公園です。

 

 

公園といっても遊具はありません。
あるのは休憩用のベンチが２つだけで、
あとは大きな木、小さな木、
いつも緑の木と落ち葉の木、
どんぐりの木に花の咲く木。

 

 

オリーブの子どもたちは
この自然の中で自由にあそびます。

 

 

まるで映画
「となりのトトロ」の
メイちゃんのように
木の茂みの中をくぐり抜け、
どんぐりを拾い、虫を観察し、
切り株でお料理をして
お店屋さんになります。

 

 

 

４月には木の根や土で
ガタガタな道や坂が歩けなかった子が、
冬には平気で走っています。

 

 

子どもたちはここで
「タンポポ」を覚え、
大好きになります。

 

 

夏には虫刺されが怖いので
お休みしますが、
夏が終わるのが待ち遠しくて
「緑地」の前を通る時には
首を伸ばしてのぞいています。

 

 

秋はどんぐりを拾います。
訪れる度に
茶色、赤色、黄色の葉っぱで
地面がだんだん見えなくなり、
うちわのような
大きな葉っぱが積もって
プールになっていることに気づきます。

 

 

そうなったら
葉っぱを両手いっぱいに抱えて
葉っぱシャワーで楽しみます。

 

 

服や靴下は
ひっつきむしだらけになり、
それを取るのも楽しくて
仕方ない子どもたちです。

 

 

冬の寒い中もつやつやとした
緑の葉が茂っている木があります。
近づくとそこには花のつぼみがあり、
見る度に大きくなり、
大きくてきれいな花が咲きます。

 

 

しばらくして
ポトンと落ちたその花を
両手に乗せて眺めている
子どもたちの顔は、
美しいものを手にした喜びでいっぱいです。

 

 

かくれんぼやおにごっこにも
ピッタリなこの緑地では
「もういいかい」
「まあだだよ」
「もういいよ」
「まってー」
「きゃー」と
賑やかで楽しそうな声が聞こえています。

 

 

オリーブの子どもたちは
この「緑地」で自然を見て、
聞いて、嗅いで、触って、
全身で感じています。

 

 

自然の中で思い切り身体を動かし、
自由にあそぶことは、
子どもたちの
「生きる力」を育むことに
つながります。

 

 

そして
今年も４月になりました！

 

 

オリーブに１０人の
新しいお友だちが増えましたよ。

 

 

さあ！新しいお友だちの
「緑地」デビューの日です。

 

 

 

 

 

 

初めて見る景色に
目を見開いて見回している子。

 

 

保育者の手を
ぎゅっと握っている子。

 

 

何してあそぼうかと
興味深々な子。

 

 

うまく歩けなくて
何度も転んでしまう子。

 

 

「これはなにかな」と
手を伸ばし、
じっと見つめる子。

 

 

ずんずんとひたすら
歩いている子。

 

 

 

 

みんなすぐに
この「緑地」が大好きになって、
毎朝「今日は緑地に行く？」と
言うようになるでしょう。

 

 

私たちはお友だちといっしょに
木々の中を走り回る
元気な子どもたちに
成長してくれることを信じています。

 

 

また一年間、
たくさんあそぼうね。